西表島 民宿パイン館&農園ファイミールブログ

西表島にある民宿パイン館、60年前に、 宮古島から移民したおじー、おばーが パイナップル農園でスタートしました。 27年前に始めた民宿を、それにちなんでパイン館と付けました。 民宿、直営の農園、カヌーツアー、パイン館のとなり(お食事&お土産の店)、その他島の情報など、日常の出来事を紹介します。

 民宿パイン館

カマイ狩(イノシシ猟)

冬の西表、ただいま猪猟が行われていますよー♪
猟が解禁されるのは11月〜2月まで。
この時期は、罠にかかったイノシシを運ぶ猟師さんに偶然出会す事もあります!
( ゚д゚)!
カマイ狩(イノシシ猟)

雄のイノシシです。
体長1メートル以上50キロは超えているようでした。1人では抱えきれないので、仲間の猟師さんを呼んで二人掛かりでやっと運んだそうです。(*⁰▿⁰*)
仕事後の猟師さん、嬉しそうな顔をされています。このような大きいイノシシは、そう獲れるものではないとか。。
カマイ狩(イノシシ猟)

西表ではイノシシをカマイと呼んでいます。内地の猪と比べるとかなりサイズが小さいですが、リュウキュウイノシシといって本州から九州にかけて見られるものとは別の種類だそう。
西表では昔から猪猟が行われ、島の人の貴重なタンパク源でもあったそうです。西表島のイノシシは豊かな自然で育っているせいか、臭みや独特の獣臭が一切なく、お肉も柔らかい。
初めて西表島のイノシシを食べた友人。
・・・虜になっておりました。(^з^)-☆
カマイ狩(イノシシ猟)


イノシシは山の耕し手でもあり、餌を探すときに土を掘りかえして、土壌を豊かにしてくれるそうです。
山へ行くと至る所にその跡を見る事ができます。
あ、クワズイモさんの根っこが。。(゚o゚;;
カマイ狩(イノシシ猟)
見てください、イノシシの牙の後。
カマイ狩(イノシシ猟)

とはいえ、良い事ばかりでなく、イノシシが山から降りてきて、田んぼや畑を荒らしたり、またパインの新芽や実を食べたり、被害に合うことも屢々。パイン館の農園ファイミールの畑も度々被害に合ってきました。農家にとっては本当に大打撃です。
最近は山との境にフェンスがはられて、随分、被害は減ったようですが。。

猪猟は天敵のいないイノシシの頭数を増やし過ぎないという意味でも大切な行事。
それは西表島の人とイノシシの共存の姿で、山の生態系を守る事でもあるそう。
昔から島の人の暮らしと共にあった文化でもあるんですね。

美味しいイノシシを頂けるのも猟師さん達のお陰、カマイの命と山の恵みに感謝です(^_^)☆

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